お金の価値は会社員には分からない!

こんにちは、じゅんぞうです。

今日もブログを見てくださってありがとうございます。

 

今日で3月も終わり。

早いもので、今年ももう4分の1が終わりました。

 

3ヵ月を振り返ってみると、

かなり成長したと思える一方で、

まだまだ無駄があるなぁとも思えます。

 

こうして過去を振り返り、修正する。

そして、一度振り返った後は前を向いて走るのみ。

 

 

本日は、皆さんがついつい忘れがちになってしまう部分。

「お金はどうやったら貯まるのか」。

このことについて話していきたいと思います。

 

お金の本当の価値が分からない会社員

 

あなたが今お持ちのお金。

それは、会社員として汗水流して働いて、

やっと手にしたお金です。

 

朝から晩まで働いて、嫌な仕事を頑張って。

しかし、あなたの手元からはすぐに消えていきます。

 

おそらく、次の給料日までには

ほとんどのお金が消えているでしょう。

 

これはなぜだか分かりますか?

 

「もらっているお金が少ないから」

確かにそれもあるでしょう。

 

しかし、それ以上に、もっと根本的な理由があるのです。

 

実は、とても簡単なこと。

それは、

 

「あなた自身が、お金の価値を分かっていないから」です。

 

あなたが稼いだお金をパーッと使ってしまったり、

安い物をちょこちょこ買っていつの間にか使っているのは、

あなたがお金の価値を安く見積もりすぎているところに原因があります。

 

こうなってしまうのは、あなたが会社員であるからということに

大きく関連しているので、注意が必要です。

 

会社員だと、なぜお金の価値を安く見積もるの?

 

まずは、会社員がお金を手にする流れをみてみましょう。

標準的なサラリーマン・OLで考えてみることにします。

 

7時:起床。

8時:家を出る。

9時~18時:仕事。

19時:家に到着。

という生活を、週に5日。

これで、手取りとして月20万円から30万円程度。

 

だいたいこのような感じでしょうか。

 

「残業がないわけないだろ!」などと怒らないでくださいね。

あくまでもモデルですから…。

 

以前から私がブログで申し上げているように、

「時間をお金で買う」の反対、

「時間を売ってお金をもらう」ということをしているのが会社員です。

 

上のモデルで言えば、

7時から19時は会社のために費やしています。

 

ですから、1日10時間、週で50時間。月で200時間以上。

時給は手取り換算で1000円から1500円くらいですね。

 

こうして換算してみると、少し安い気がします。

私はそう思ってしまいますが、これが現実です。

 

大切な1時間を1000円から1500円で売ってしまうのに、

使うときはすぐ5000円や10000円を使ってしまう。

それを使わなければ、1日働かなくても済むのに…。

 

でも、これを貯めろというほうが無理なのです。

なぜなら、

 

「会社員は、時間を売ることに慣れてしまっているから」。

言い換えれば、

「会社で働くのは当たり前のことであり、

 毎月20万から30万入ってくるのも当たり前だと思っているから」。

 

しっかり解説しますね。

 

あなたを含め、会社員は、

「学生を卒業したら、生きるために働くのが普通で、

会社員になるという道が普通の道。

平日の昼間働くのは、みんなやっていること」。

だとどこかで思っています。

 

お金のために働いているはずなのに、

「会社で働く」というのがいわば生活の一部になっている。

 

小学校や中学校に通うのと、働くことが同じような感覚に陥っていませんか?

学生と唯一違うのは、

「どうしても嫌なら転職ができる」ということくらい。

 

給料は…

お父さんやお母さんからもらえるお小遣いと同じですね。

 

こう思ってしまうのは、実は当たり前のことで、

会社員としてやっていくにはなくてはならない考え方でもあります。

 

いちいち仕事の対価を考えていたら仕事などできない、

お金のことを考えずに、会社に尽くすことを考えろという教育、

会社通いはつらいから、無意識に思考を停止させている、など、

いくつかの要因が積み重なっていますが、

これはどれも、会社員を長年続けていくには欠かせないもの。

 

もしこういう考え方がなければ、

はっきり申し上げてつらくて会社員を続けていけません。

 

どこかで自分を納得させ、場合によってはごまかし、

よく言えば適応し、みんな頑張っています。

 

その結果、というか、副産物として、

「お金の価値を考えなくなる」ということが生み出されます。

 

つまり、お金をもらうために払った対価を

うまく認識できなくさせる力が、

会社員として働くシステムに組み込まれているのです。

 

いわば、

「大した対価を払わず、私はお金を手にしている」

 

そういった錯覚をもたらすことによって、

お金の価値を、本来の価値よりずっと安いとあなたに思わせるのです。

 

会社員のお金の使い方

 

この考え方が身についた会社員。

いざ給料日を迎えると、このようなことが起こります。

 

ひと月に20万から30万入ってくる、ということを、

「普通に生きていれば、20万から30万、手に入る」と、

つい勘違いしてしまいます。

 

そのため、使い方はこうなります。

 

「今月の20万円を、何に使おう(割り振ろう)・・・」。

 

20万円もらえるとしたら、それをどう振り分けるか考えるだけで、

そもそも価値は考えない。

 

「家賃が7万、光熱費が1万、携帯が1万、

食費は4万、だとすると残りは・・・」

と計算し、

「今月は2回くらい飲みに行けそう!

少し余裕ありそうだから、欲しかったあれを買うか!」

と、残りの額も全て振り分ける。これでおしまい。

 

気をつけないと、社会人になってから退職するまで、

ずっとこの考え方です。

 

そして、こういう考え方がまずいことだ、という認識を持たずに

延々と過ごしていると、まったくお金が貯まらず、

会社に使われてその日暮らしをするだけの人間になってしまいます。

 

まずは、無駄遣いをしない!

 

今日お話ししたようなことを理解してくだされば、

お金が貯まる考え方にシフトしていくことは可能です。

 

しかし、会社員であり続ける限り、お話ししたような考え方に

ついつい影響されてしまい、お金の価値をしっかり常に考られる

ようになるには、それなりに時間がかかると思います。

 

ですので、まず実践すべきことは、

「無駄遣いをしない」こと。

 

買わなくていいものは買わない。

贅沢はしない。

嗜好品は全て止める。

 

お金の価値うんぬんより、

「お金を使わない」。これ一本をまずはできるようになりましょう。

 

浮いたお金は、少しまとまった額になるまで貯めておいて、

今後、あなたへの投資に使います。

 

何をするにもお金がないと投資ができませんので、

「稼いだお金を使い切る」という生活は

止めるようにしてくださいね。