こんにちは、じゅんぞうです。
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「じゅんぞうの会社員超思考法形成塾」は、
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しっかり勉強していってください!
今日のカフェは空いております…。
ゴールデンウィーク効果は相当大きいですね。
家族サービスされている方は仕方ないとは思いますが、
ただただのんびりしている方も相当数いるはずです。
あなたはどうですか?
自分のためになることをしてくださいね。
さて、昨日は「会社を辞めようか」という相談に対し、
いくつか注意点を述べさせていただきました。
辞めたい理由をしっかり考えてみること、
転職後の自分と向き合う覚悟を決めること、
転職したからといって状況が好転するとは限らないということ。
これらは、自分の中での気持ちや覚悟だったりするのですが、
それ以外にも考えなくてはいけないことがあります。
今日はそのことを述べていきますね。
会社は何年勤めたら辞めていいのか?
「新卒で入ったけどすぐ辞める若者が多い」
昨今、とてもよく聞きますよね。
実際、会社の担当者の話を伺っていると、
確かによく辞めます。
せっかく入ったのに、もう辞めてしまうの?
そう考えることは多いのですが、いろいろあるのでしょう。
辞めたくて辞めるのはまあ構わないのですが、
私がよく聞かれるのが「辞めどき」。
会社をいつ辞めたらいいと思いますか?というものです。
この背景には、昔からよく言われている、
「入ってすぐ辞めると次の転職に不利になる」という
ことがあります。
これ以外にも、ポイントはありますので解説していきましょう。
すぐ辞めたら転職に不利?
「石の上にも三年」という言葉があるように、
「三年は我慢して働きなさい!」
そう言われることがあります。
これには確かに一理あり、
ある程度仕事の流れを理解し、自分のものにするためには
三年くらいかかります。
職業にもよりますが、
最初の一年で年間スケジュールを一通り経験し、
次の一年で過去の経験を基にしながら自分の身にたたき込み、
その次の一年で自分のものにしていくという流れです。
そういった意味では、三年いるというのもいいでしょう。
しかし、これには重大な欠点があります。
・若い頃の三年はとても価値のある時間である、ということ
・転職後、同じ業界に勤めなければ活かせる経験は少ない、ということ
です。
我慢して三年もの時間を費やすのは、相当もったいない。
他の興味のあることをやったり、さっさと次の職場に行っていれば
もっと輝けるかもしれません。
また、製造業にいた人がIT業界に転職するなど、
働き方が変わってくる場合は、せっかく三年かけて身につけた
スキルが全くといっていいほど活かせないおそれがあります。
ですので、私の意見としては、まず、
「辞めたいと思ったら辞めましょう」です。
次に、さっさと辞めてしまった場合、転職に不利になるのか?ですが、
「現在においては、そんなにマイナスになりません」。
強いて言えば、
同業種・同職種で短期間に転職を試みた場合は多少マイナスでしょうか。
転職して、同じような仕事をしていたら、
「ん、前の会社で問題起こしたかな、
それとも変な人なのかな」と思われる可能性があるからです。
逆に、
少し今と違うような仕事をしようとしている場合は、
三年も経過していたらマイナスになるかもしれません。
年を取り、前の会社のルールが染みついてきた人は、
教育もしにくく、使いづらい可能性があるからです。
新しいことを吸収するのには、若くてやる気があればよい。
そう思っている会社は多いです。
ということで、すぐ辞めてもそんなに問題はありません。
ただし。
面接において、
「なぜこの短期間で辞めたの?」とは
確実に聞かれます。
そこであやふやな答えをしたり、マイナスなことばかり並べると
はっきり言ってどの会社も採用しません。
「なんとなく辞めました」は絶対にNGです。
辞める際に気をつけることは?
上記のように、辞めたくなったらいつでも辞めていいのですが、
気にしておいたほうがいいことがあります。
「お金」のことです。
いろいろ書いておきますね。
雇用保険の基本手当(いわゆる失業手当)
フルタイムで働いている人ならおそらく「雇用保険」に加入しています。
会社を辞めて無職になっている期間は「基本手当(失業手当)」が出るのですが、
この要件というのが、
「離職日以前の2年間に、被保険者期間が1年以上あること」。
つまり、最低1年は勤めていないともらえません。
辞めてとりあえず無職、という人は気にしておきましょう。
国民健康保険・国民年金
会社にいる間は、おそらく「健康保険」に加入しており、
給与から保険料が天引きされていたと思います。
また、「厚生年金保険」にも入っていて、これも天引きされていたでしょう。
退職後は、
「健康保険」が「国民健康保険」に、
「厚生年金保険」が「国民年金」になり、
自分で保険料を納める必要が出てきます。
「国民健康保険」は会社員の収入が影響するので、月々数万円、
「国民年金」は月々1万6千円くらいかかります。
このお金が払えないと困りますので、少しは貯金しておきましょう。
住民税
勤めて2年目くらいから、住民税がかかります。
会社にいる間は給料から引かれていたでしょうから何とかなったでしょうが、
退職後は自分で支払います。
この分も貯金しておくとよいでしょう。
ということで、支出面から考えると、
多い人は年間100万くらいあるかもしれません。
悲惨なのは、1年ぎりぎり満たないところで退職し、無職、貯金ゼロ。
少し何をやろうか考えようかな、という人です。
さっさと就職するなりバイトするなりしないと、生活できなくなります。
気をつけましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
昨日述べた注意点をクリアし、
やりたいことが明確になっているのなら、
最低限のお金があるかどうかを確認し、
その後はいろいろ恐れずに転職しましょう。
ただ、「何となく」で将来は決めないでください。
自分の人生なので自分で道は決められますが、
全ては自己責任です。
それは肝に銘じてください。