会社員の労働時間の限界~残業か勉強か

こんにちは、じゅんぞうです。

今日もブログを見てくださってありがとうございます。

 

今日は「猫の日」らしいですよ。

何かイベントはあるのでしょうか…。

猫好きの方はちょっと心躍る日なのかもしれません。

私は猫が身近にいないので、今日も仕事と勉強します!

 

 

さて、本日は、会社員の方と切っても切り離せない「労働時間」についてです。

 

多くの方は、会社に言われるがままに残業をしたり、

届出制の時間外労働になっていたり、上司の許可をもらって深夜まで仕事をしたりするでしょう。

 

ふだん私は「馬車馬のように働かせる」「あなたをモノのように扱う」ものとして

会社のことを表現していますが(改めて考えるとひどい表現で申し訳ありません)、

今日はまた違った観点で「労働時間」というものをとらえてみたいと思います。

 

あなたが会社で働いている時間はどのくらいでしょう。

決まり上は一日8時間くらいでしょうか。パートの方ならもう少し短いかもしれません。

あるいは、時間外労働が当たり前で、一日12時間くらいかもしれません。

 

実情はどうであれ、会社員であれば、労働時間は法律によって規制されています。

以前のコラムで出てきた「労働基準法」という法律、覚えていらっしゃいますでしょうか。

それには、「一日8時間以上、一週40時間以上は働けません」と書いてあります。

…あなたの労働時間と比べて短くないでしょうか。

 

実際は他の法律や解釈、協定やらで上限はある程度取り払うことができるのですが、

原則これだけなのです。

 

「うちの会社、ひどい会社だ、俺はもっと働いている!」

とお思いの方、確かにそのとおりです。

と、ここで会社のひどさについて語りたくなってしまうのですが、

今日はそういう話ではないのです。

 

先に種明かしをしてしまうと、

「会社員として、どれだけ働けるのか?」を考えてみたいのです。

 

会社員の労働時間の限界とは?

先ほど、原則として1日8時間、1週40時間という話をしました。

しかし、実際はあれやこれやの手段で労働時間を延ばすことができます。

一部ですが、参考までに書いておきましょう。

あなたが気になるのであれば、検索してみてください。

ここでは説明を割愛させていただきます。

 

・変形労働時間制

・36協定

・裁量労働制

・特別条項付き36協定

・変形休日制

・自動車運転者の労働時間等の改善のための基準

 

このような方法を採ることにより、労働時間を長くすることができるのですが、

必ずどこかに上限が敷かれています。

 

極端な話、一日24時間、一年365日働くことはできないのです。

 

分かりやすい具体例を出しましょう。

いわゆる「過重業務」にあたると脳血管疾患・心疾患にかかる確率が上がり、

「過労死」の危険性が高まるとされているのですが、

その基準が「1か月に100時間以上の時間外労働」

「2か月から6か月平均で80時間以上の時間外労働」とされています。

 

国には「これ以上働くと身体を壊す」として、

これを超える残業はさせないよう、企業に訴えていますし、

仮にこれを超えて仕事をした結果、身体を壊した場合には

「労災」の適用があるとも言っています。

 

しかも長時間労働が原因で労災になった場合には、

会社に相当な責任がありますので、労災の一部を会社が支払うこともあり得ます。

 

こういったことから考えると、

残業時間は多くても月100時間くらいまでになりそうです。

 

さて、やっと本題です。

会社員として働ける時間は、ひと月にどのくらいでしょう?

単純に計算すると、このくらいです。

1日8時間 × 22日(週休2日) = 176時間

それに

時間外労働100時間をプラス = 276時間

多いとみるか、少ないとみるか。

これについて、考え方は人によるでしょうが、

少なくとも私は「少ない」と思います。

 

理由はこうです。

1か月の労働時間が276時間。

ということは、1日10時間も仕事をしていない。

だから少ない。

 

私が出会ってきた成功者の方や成功者を目指している方は、

基本的には一日中仕事と勉強なのです。

 

成功者の一日の過ごし方

成功者は、よく言われる「仕事とプライベート」「オンとオフ」

という境が存在しないので、

寝ている間以外にやっていることは

ほとんどが事業につながっています。

 

「疲れないのか」「休みは取らないのか」「気分転換は」

と思うかもしれませんが、

自分のペースを確立されている方ばかりなので

長い休みを入れるほど疲れることもなく、

ちょっとお茶を飲んだり昼寝をしたり、

おいしいものを食べたりするだけでだいたい回復しているようです。

 

そういった方々からすれば、

自分のペースも作れず、無理ばかりして、

それでいて一日10時間しか働けないのは

非常にもったいないと考えるはずなのです。

 

もしあなたが「天職」とも言える仕事に巡り会い、

会社での仕事が本当に楽しいのであれば、

きっと月276時間では足りないでしょう。

 

でも、それ以上やることは許されません。

 

決まりですから。

 

もっとやれば成長できるかもしれないのに。

それが組織というものです。

 

一日中仕事と勉強だ、と言える職業に就くと、

本当に世界が変わるようですよ。

 

私はまだまだその境地まで達していないようですが、

やっている仕事も勉強も本当に楽しい。

少なくとも月276時間は働いています。

あとは自分のペースがもっとつかめるようになれば、

まだまだ成長できそうです。

 

会社員時代より働く時間が延びているのに、

ずっと体調もいいですし、ストレスもない。

 

あなたもいつか、ずっと働いていたいと思えるような

仕事と思考法に出会えますように。