こんにちは、じゅんぞうです。
いつも私のブログを読んでくださってありがとうございます。
今日は、基礎講座4回目です。
毎回想いがあふれてしまい、長文になってしまって申し訳ありません。
前回は、「会社にあなたが評価されることは一生ない」という話をしました。
日本では、会社が生活を保障する役割を担っているので、
たとえあなたが素晴らしいスキルを持っていたとしても、
生活に必要のないほどの多額の給料はもらえない、という話でした。
今までひたむきに頑張ってこられた方はとてもショックな話題でしたが、
現実は残酷なのです。
私はオブラートに包まず、ありのままをお伝えしますので、
あなたの心に響いた内容は、是非何度も読み返して自分のものにしてください。
それでは、第4回目の基礎講座。
今回は、「会社に縛られないビジネスマインドを持つ」ということです。
これまでの内容を踏まえてお話をしますので、前回までのブログの内容を
よく覚えていないという方は、是非読み返してから今回の講座を受けてください。
「ビジネスマインド」とは、いったい何なのでしょう。
「ビジネスにおいての心構え」「社会に出ている者としての常識や考え方」
多くの方は、そうイメージしていると思います。
もちろん、その答えで間違いありません。
それでは、具体的にはどういったものでしょうか。
一般的な解釈としては、
規則正しい生活を送る。会社に遅刻しない。
お客さんを第一に考える。利益を求める。
といったようなことが例に挙げられます。
おそらく100をゆうに超える具体例が挙げられるでしょう。
会社員であるあなたにおいて、そういった例は、
会社の「就業規則」に書かれている「服務規律」や、
「社訓」「社是」を見てもらえれば早いでしょう。
もし見たことがないという方は、必ずご確認ください。
特に「就業規則」は、今のあなたの敵にも味方にもなるものですから、
手に入るのであれば常に手元に置いておくとよいでしょう。
(就業規則の作成義務は、常時10名以上を雇用している事業場となっているので、
小規模の会社にお勤めの方は就業規則がない場合もあります)
では、あなたがここで学ぶべき「ビジネスマインド」は、
服務規律や社訓・社是のようなものなのでしょうか。
いいえ、違います。全然違います。
あなたは、会社にとらわれない「自由」を求めているわけですから。
ではどのような「ビジネスマインド」なのでしょう。
私がこのブログを「ビジネスマインド形成塾」と謳っているのでお気づきかもしれませんが、
一言で言い表せる内容ではありません。
ひとことで終わってしまったら、ブログで塾をやる意味がありません(笑)
生涯かけて学んでいく必要があるほど、膨大であり、重要であり、
あなたの今後の行動を全て左右することになるものですから、
今回の基礎講座だけで書き切れるはずがありません。
ですので、今回は、1つだけお話しします。
会社員として、最も重要とも言えるマインドです。
それは、
「会社のためではなく、ただ自分のために尽くせ」。
まず、これを肝に銘じてください。
会社員は、会社から給料をもらい、それをもとに生活しています。
ですから、その恩に報いるために、せっせと働いています。
自分の身を犠牲にして、身体を壊すこともプライベートをなくすことも厭わない。
営業の方であれば会社の利益が挙がるように、
事務の方であれば会社の業務がスムーズに回るように、
技術の方であれば会社の製品が世界に名をとどろかすほどに素晴らしくなるように。
会社員であればそれは当然!
というのは確かに正解ではあるのですが、
それは「会社にとっての」正解です。
労働者であるあなたにとっての正解では決してありません。
思い出してください。
あなたが仕事をする目的は「会社を少しでもよくすること」でしたか。
基礎講座の第1回を考えてみてください。
あなたはなぜ仕事をしているのでしょうか。
人によってさまざまな理由はあるでしょうが、
確実に言えるのは、みんな「自分のため」に仕事をしています。
人に何かをしてあげるのがうれしいから仕事をしている人も、
「自分がうれしいと思いたいから」なのです。
あなたが仕事をする理由も、突き詰めて言えば「自分のため」です。
あなたが今している仕事が自分のための仕事でないのであれば、
その仕事はできるだけ避けるべきなのです。
自分のためにならない仕事はすべきではないのです。
すでにスキルとして身についているようなレベルの低い作業や、
他人を蹴落とすような攻撃をしかける仕事。
自分を卑下して他人をヨイショするようなことも、
ひとたび会社から出たら役に立たないルールを覚えることも、
あなたの成長につながらないのであれば可能な限り避けましょう。
そして、自分のためにならない仕事を排除してできた時間で、
自分を成長させるのです。
本を読む、セミナーに行く、経験したことのない分野に手を出してみる。
就業時間中であまり自由なことができないのであれば、
ワードやエクセルの高度な使い方を勉強してみたり、
新しいスキルや技術を先輩から教わったり、
自分なりの整理術を研究したり、業務に関連することをやればいいのです。
いっそのこと、自分の能力を伸ばせる部署に異動願を出してみたりするのもよいでしょう。
「自分のために仕事をやっている」と自覚できれば、
仕事がより楽しくなりますし、周りにもあなたが活き活きしていることが伝わりますので
会社生活も今よりうまくいくようになることが多いです。
ストレスも軽減され、メンタル面の負担が減り、
いろいろなことに意欲的になり、会社の外に目を向ける余裕も出てくるでしょう。
「会社のためではなく、ただ自分のために尽くせ」。
真面目なあなたには抵抗がある言葉かもしれませんが、
これが実践できれば会社員でありながら豊かな生活への第一歩が踏み出せます。
是非、この言葉を忘れずにいてください。