真似をしてまねぶ!ビジネス初心者は過信やプライドを棄てよ

こんにちは、じゅんぞうです。

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「じゅんぞうの会社員超思考法形成塾」は、

豊かな生活を送りたいと思っている会社員が、

一歩前に踏み出すための思考法を身につけるためのブログです。

 

 

今日は待ちに待った日曜日!

…というわけではありませんが、

私も日曜日は比較的のんびりしています。

 

仕事をしていないというわけではなく、

本業の仕事の電話が鳴らないのです。

 

どうしても会社相手だと電話がメインの世界ですね。

 

あなたも会社員でしょうし、

おそらく電話とメールがメインでしょうが、

会社員を卒業すると、

LINE、メッセンジャーなどがメインになります。

 

電話は緊急のときや待ち合わせのときくらいでしょうか。

 

一方的に呼びつけるタイプの連絡手段は

結構嫌われます。面白いですよね。

 

 

さて、本日は、

「真似をする」ということについて考えていきます。

 

あなたは「真似」ということに対してどう考えていますか?

もしかしたら会社での教えとは全く違うことを私は言うかもしれません。

参考にしてくださいね。

 

人生のほとんどは真似である

 

「真似をしよう!」

今日は端的に言ってこういう話をしていきます。

 

なぜなら、

「真似をする」ということが人生にとって相当重要なことであり、

あなたの成長にとって欠かせないことだからです。

 

人は生まれてからしばらくは、本能のままに動きます。

 

しかし、1年もすれば、

周りのことをどんどん真似することで成長していくのです。

成長、というより、「学習」ですね。

 

言葉をしゃべるようになる。「バイバイ」と手を振るようになる。

スプーンやフォークを使うようになる。字を書くようになる。

学校での学習も、考えてみればほとんど真似ですよね。

 

こう考えていくと、人は学習の過程においては、

人から教わる=真似をすること が中心だということが

分かっていただけると思います。

 

ときに求められる「オリジナリティー」

 

真似をして過ごすことがほとんどの人生ですが、

たまに周りからはこんなことを求められます。

 

「オリジナリティーを出してくれ」

「あなたなりに考えた意見がほしい」

などといったことです。

 

真似をして過ごしてきた人生であるのに、

「真似ではない何か」を要求してくる場面がある。

 

真似ではいけない、そういうことがたまに起こるのです。

 

こういう場面において、たいていの人は、

真似以外の何かを自分の中から出すことができず、

要求に応えることができないということから萎縮していきます。

 

しかし、まれに

「オリジナリティー」や「あなたなりに考えた意見」を

ささっと出してくる人がいます。

(それがいい内容かどうかは別として)

 

こういう人を見かけると、萎縮していた人はどう感じるでしょうか。

 

こうですね。

 

「かっこいい…」

 

自分には応えられない要求に応えた。

目立っている。

周りの人とぜんぜん違う。

 

なんてことから、憧れ、嫉妬、尊敬といった感情が生まれます。

あなたにも経験がおありでしょう。

 

ちなみに、オリジナリティーや人とは違う意見を求められる理由は

みんな真似をして生きてきているからです。

 

オリジナリティーや人とは違う意見を持っている人は

いわば「レアキャラ」なので

重宝されます。

 

あなたもこうなりたいでしょうか。

なりたいですよね。

かっこいいから。

 

真似から生まれるオリジナリティー

 

「オリジナリティーを出せるかっこいい人になりたい」

 

こう思うのであれば、

「真似をし続けてください」。

私はこういうアドバイスをしています。

 

「え、何を言っているの!?」と思われるかもしれませんが、

オリジナリティーを出そうとすることは逆効果です。

真似をし続けるのです。

 

そう私が考えるのは、こういう理由からです。

 

そもそも真似ができない

 

「真似をする」ということは学習の基本。

あなたが生まれてから常にし続けてきたことです。

 

ですので、あなたがもし何か新しいことをしようと思ったら、

まず真似をすることから始めるのがよい。

 

それは分かっていただけると思います。

 

具体的には、人に聞く、マニュアルを読む、

本を読む、ネットで調べるなどをして、

やり方を学んでそのとおりに実行していく。

 

これが最善です。

 

そう思うでしょう。

 

でも、実際にやってみると、

このとおりにしない人がほとんどです。

 

それを邪魔するのが、

「オリジナリティーはかっこいい」という考え方です。

 

例えば、

「物販の基本を学ぶために、

コーヒーカップを個人輸入して

アマゾンで販売してみましょう」

とアドバイスを受けたとしましょう。

 

その結果、こういう行動を取る人が多数になります。

 

「あ、それはもうやったことがあるからいいや」

「理解しているから次に進んでしまえ」

「コーヒーカップを仕入れろと言われたけど、

たぶん売れないだろうからベネチアングラスにしよう」。

 

なぜこうなるかというと、

時間がなくて焦っている、

最小の行動で最高の効果を上げようとする、

というところもありますが、

最も大きい理由はこれ。

 

「自分は周りの人(凡人)とは違う」と思っているということです。

 

自分で意識しているにせよしていないにせよ、

どこかで自分をかっこよく見せたいと思っている。

 

言われたとおり、言われたことを守らずに、

ちょっと上を行こうとする。

 

これが、今まで求められてきた

「オリジナリティーはかっこいい」の弊害です。

 

誰も見ていないにもかかわらずちょっとアレンジする。

そうではないんです。

 

「そのとおりやりなさい!」まずはそこからなのです。

 

当たり前のことを何度も繰り返す。

そう習いませんでしたか?

 

オリジナリティーを学習の段階で出してしまうということは、

成長を確実に遅らせます。

 

まずはここを理解しましょう。

 

真似の中からオリジナリティーが出る

 

真似をし続け、完璧に真似をしようとする段階で、

ふとしたことから、自分に合ったオリジナリティーが生まれてきます。

 

例えば、パソコンで入力する作業をしていたとき、

「あれ、自分はこっちのほうがうまくいくな」と思ったことはありませんか?

 

例えば、Ctrlキーを使うときに、

マニュアルでは「キーボードの左のほうに…」とだけ書いてあった。

 

今までは左手の薬指で押していたけど、

ふとしたときに左手の小指で押したら、そちらのほうがうまくいった。

 

別のときに、右手のほうにもCtrlキーがあるのに気づき、

そちらを使ったらさらにうまくいった。

 

こういうことです。

 

「うまくいった」と感じるのは、

愚直なまでに真似をしていた時代があったからであり、

それがあったからこそ「比較」ができているのです。

 

たいていの場合、

マニュアルになったり、広く学ばれているようなことは

先人が経験の末導き出したことなので、

それができるようになればほぼ完璧なのです。

 

しかし、人には「個性」があり、

マニュアルどおりでは合わない部分が少し存在する。

 

そこを埋めることでオリジナリティーが生まれ、

そのオリジナリティーを他の人にも適用したら

意外にうまくいき、

それが新しいスタンダードになる。

 

そういう流れが実は一般的なのです。

 

オリジナリティーは、背伸びして生まれるものではありません。

(まれに奇抜な発想からひとっ飛びに生まれることはありますが、

一部の天才がやってのけることですからね!)

 

あなたはまず真似を極めること。

 

まとめ

 

「学ぶ」の語源は、まねをするという「まねぶ」という説があります。

 

人より優れていると思いたい、

今までの経験が、自分と素人との差になっている、

そう思いたい気持ちは分からなくもありません。

 

ただ、あなたがその道で広く知られているプロである場合以外は、

マニュアルどおり、基本から、一から実践していくことが定石です。

 

なぜなら、今のあなたは、

あなたに教えてくれている人より、間違いなく劣っているのですから。

 

まずは素直に、「まねぶ」姿勢を取るようにしましょう。