自分の世界の小ささを知ろう

こんにちは、じゅんぞうです。

「しなければならないことが多すぎる!」

「どうしよう、イレギュラーなことが発生してパニックだよ・・・」

こんなことはしょっちゅうだと思います。

こういう気持ちは、あなたが頑張りやさんだったり、現状を打破したいという前向きな気持ちがあったりと、どちらかというとあなたの性格のプラス寄りの面に起因することが多いです。

とはいえ、毎日こんな現状だと疲れてしまいます。

ですので、こういう提案をしてみます。

「今日やらなければ取り返しのつかなくなることが終わったら、敢えて一段上のことにチャレンジしてみよう」。

一段上のこととは、仕事で一段上の難易度というものでもいいですし、新しい事業にチャレンジする、副業をしてみるなどでもいいです。

自分が今、自分を成長させるためにやろうとしているけど躊躇しているもの、と考えるといいかもしれません。

なぜこういったことをするのかというと、今のあなたの忙しさは、あなたの世界の小ささから来ているかもしれないからです。

例えば、会社員のあなたが「お金は生活に必要な分はもらえる。ただし全ての仕事一切禁止」という状況になったとします。

働かなくてもお金が入ってくる一方で、就職や自営など、お金を稼ぐことは禁止されているという状況です。

そういう状況だとしたら、あなたはどうしますか?

おそらく、基本家にいて、たまに暇つぶしに外に出て、食べたいものを食べてみたり、運動してみたり、友達と会ってみたり。

やることがないのでゲームをしてみたり。

本や勉強、研究の類に興味が向いても、それを仕事にできないわけですから「まぁやっても仕方ないか」になります。

要は何もしなくてもいい状況が続くということです。

そういう生活が続いたとき、「テレビが壊れた」としましょう。

大変です。暇つぶしの貴重な娯楽が観られなくなります。

急いでネットで調べたり、電気屋さんに行ったりして情報を仕入れ、新しいテレビを吟味して買うでしょう。

これは、あなたの世界の中でテレビが重要な地位を占めているからですね。

では、逆に、あなたが世に言う実業家のような存在だったらどうでしょう。

堀江貴文さんなどを思い浮かべてみればよいかと思います。

堀江さんの家のテレビが壊れました。堀江さんはあたふたしますかね?

おそらくネットで適当なものをポチるか、誰かに買っておいてもらうか、もしくは買わないか。

そもそもホテル住まいだからテレビが壊れたら誰かが勝手に変えてくれるといことになるかもしれません。

つまり、誰かにとっては重要でやらなければいけないことも、他の誰かにとってはどうでもいいことだったりするのです。

あなたの今やらなければいけないことは、ほんとうにやらなければいけないことでしょうか?

もっと忙しくなったとき、夢に向かって前進しているとき、今やらなければいけないことをしているでしょうか。

おそらくそうではないと思ったのなら、今でもそれは手放すことができるはずです。

あなたの世界がもっとグローバルになったときに必要のないものは、今さっさと捨てて、新しい世界を見つけにいきましょう。