こんにちは、じゅんぞうです。
「知らないです」
この言葉、ちゃんと言えますか?
私は意図的に使うようにしています。
社会人たるもの、知っていて当然のような知識もありますよね。
ニュースを見ていれば分かる時事ネタ、芸能人のゴシップ、有名アーティスト、野球、サッカーなど。
話している相手は当然のことのように話を振ってきますので、「知らないです」の一言は話の腰を折る可能性があります。
また、「え、こんなことも知らないの?」と思われたら恥ずかしい、という気持ちは常にあるでしょう。
そこを敢えて知ったかぶりをせずに、「知らない」と言い張る。
これ、実はかなり大事なことです。
なぜ大事なのでしょうか。
いくつか考えてみてください。
考えてくださいましたか?
理由は一つではありません。
あなたも3つか4つ程度は比較的簡単に浮かんできたかと思います。
では、いくつもある、「知らない」と答えるのがよい理由のうち、最も大きなものは何でしょうか。
それは、他でもありません。
ただ、見落としがちなものではあります。
「あなたに知らない知識を補充できるから」です。
相手に優越感を抱かせるとか、正直者が結局得をするとか、そういったことも確かにあります。
でも、「知識の補充」があなたに最もプラスになります。
あなたが普通に生きていて知らないこと。
それは、見方を変えれば、「あなたが意図的に情報収集をしなければつけられない知識」なのです。
「今、セ・リーグの一位はどこか」
「ゴルフは何ラウンドあるのか」
「欅坂って何て読むのか」
とても当たり前と思われる知識ですが、その世界に興味がない人は意外と知らないのです。
そういった情報が耳に入っても自分に関係ないと思って聞き逃してしまいます。
例えば、「人生で話題に上る一般常ベスト100」というものがあったとしましょう。
あなたはカンニングせずにそれが浮かびますか?
あなたが意図的に、「話を円滑に進ませるために勉強しよう」「営業トークのトレーニングをしよう」と思っても、実際は何を勉強してよいか、どうトレーニングしてよいか分かりません。
でしたら、あなたの知らないことが話題に上ったとき、「あー、、、」と言いながら濁したり、ただ相づちを打つだけでなく、「え、何ですかそれ、知らないです」と積極的に言えばいいのです。
それを繰り返していけば、ベスト100はおろか、ベスト1000くらいまでは網羅できると思います。
知らないことは「知らない」。
よく知らないことも、「よく知りません」。
これからはそうやって答えてみてはいかがでしょうか。