私たちは芸能人ではないが、芸能人と同じ歳を生きている

こんにちは、じゅんぞうです。

嵐、活動休止ですか・・・。

朝から嵐のニュースで持ちきり。

「寂しい!」「お疲れさま!」「まだ早いよ!」いろいろな意見がありますね。

私は嵐と同世代なので、20年間走り続けてきた彼らを本当にすごいと思いますし、とても感慨深いニュースでありました。

私がこんなことを言うのもなんですが、青春時代に寄り添ってきてくれた嵐について、今日は少し書かせてください。

嵐は、30代半ばにして、もうすでに20年のキャリアがある人気アイドルグループ。

人気は常に絶頂、日本の誰もが知っていると思えるような、言わずと知れた国民的グループです。

私とは全く違う世界を生きてきた彼らではありますが、勝手ながら私の感覚で語らせていただきますと・・・

まだ、30代なんですよね。

青春時代から、「こうあるべきだ」という暗黙の了解のもと、24時間人に見られているという生活を送ってきたのは、とても窮屈だったのではないでしょうか。

私は、私自身の20年間を振り返ってみると、とてもいろいろなことがありました。

考え方も変わりましたし、環境も変わりました。

その一方で、思い悩み、時には逃げ出し、時にはチャレンジし、常に自分の立場を変えながら生きてきました。

言い換えれば、常に自分の現状に対し、やりたいようにふらふらとやってきたことになります。

しかし、嵐に関しては、常に世間に自分たちを握られている。

アイドル活動は自分たちがやりたいことだったかもしれませんが、その一方で、好きな恋愛もできず、馬鹿騒ぎもできず、行きたいところに行くこともできず、自分を押し殺してきたのだと思います。

もし、自分がこの立場だったら。

絶対に耐えられないと思います。

今はさまざまな本を読み、さまざまなことを経験してきたので少し分かるのですが、お金がたくさんあり、社会的地位があったとしても、やはり自分の自由度が少ないということは、何者にも換えがたいストレスを持つものなのです。

嵐の皆さん、特に今回言葉を発したリーダーについては、青春時代を嵐というたった一つのことに振り向けてきたことで、やりたいことができなかったという感情があるのでしょう。

10代から30代の20年間を思うように生きられなかったというのは、相当の苦痛だと思います。

ある意味、何をしても自分の中だけで完結できる私たちは相当幸せかもしれません。

芸能人として、タレントととして、アイドルとして、ご自身の人生を私たちを楽しませることに使ってくださっている方々がいる。

私たちは、その方々の姿勢を見て、自分も前を向いて頑張ろう、そう思わないと失礼ですよね。

以上、じゅんぞうでした。