こんにちは、じゅんぞうです。
人は結果ばかりに目が行く。
結果ばかりに喜ぶ。
例えば、先日レスリングを引退した霊長類最強女子、吉田沙保里選手。
世界大会16連覇、個人戦206連勝という、誰にも真似ができない記録を持っています。
普通の人は、これを聞いて「すごい!」で終わってしまいます。
でも、この成績は、ただの「結果」でしかない。
私たちが考えるべきことは、「なぜこの結果を出せたのか?」です。
練習を人一倍やったからでしょうか。
体格に恵まれていたからでしょうか。
優秀なコーチがいたからでしょうか。
運がよかったからでしょうか。
トレーニング方法が合っていたからでしょうか。
得意技があったからでしょうか。
おそらく、どれか一つではないのでしょう。
いろいろなことが合わさって、あの結果が出せたのです。
納得してしまいましたか?
そこで終わらないでください。
私たちはその先まで追究しないといけません。
いろいろなことって何でしょう?
どんな練習をどのくらいやっていたのか、それによって身体にどんな変化が生まれ、どんなメンタルになったのか。
そして、どうしてその練習をしたのか、どうしてその変化が必要であったのか。
突き詰めればきりがありませんが、私たちの見るべきところはそういうところです。
究極的には結果はどうでもいいのです。
いい結果に行き着く正しい過程が分かればいいのです。
あなたは常々、結果に行き着くための道をしっかり選んでいますか?
ただ敷かれた道だけを歩いていませんか?
たまには茂みをかき分けていったほうがいいかもしれません。
あなたが選択できる道が見えるようになるためには、他人の道を学ぶのが手っ取り早いですよ。