ITには疎いから・・・で逃げるのは止めよう

こんばんは、じゅんぞうです。

ふだん私の塾を見てくださっている方は分かると思うのですが、私、IT関係にはめっぽう弱いです。

パソコンを使って書類作成をするような仕事を10年以上やってきたにもかかわらず、パソコンのことはあまりよく分かっていません。

最近、年上の方と話していてよく感じるのが、「IT弱い人がほとんど」ということ。

でも、弱い人の中でも、考え方は二つに別れます。

それは、「IT弱いけど、必要最低限は学ぼうとする意欲がある人」と、「IT弱いからやらない」という人。

後者のほうは、今後明らかに置いていかれます。

今、なぜ後者の意見の人が生きていられるか。

それは、社会がまだ救済してあげているからです。

例えば会社では、パソコンスキルがなくてもできる仕事を用意しています。

よくありがちなのが、事務処理を行うとき、マクロを組んだりソフトを導入したりすれば明らかに効率がよくなるのに、「導入するとあの人が仕事できなくなるから」という理由でアナログ処理をしている、というもの。

多くの場合は、長く会社にいる50代や、ほぼ会社を牛耳っているパートの方、場合によっては課長や部長のために導入を躊躇していたりします。

書類を手書きしたり、エクセルにデータを手打ちしたり、まだまだ改善できる点はあるのに、「改善しようとする気がない」人に合わせているからです。

しかし、今後は救済してくれるかどうかは分かりません。

実際、救済しない方向で動き始めているものもあります。

手続の電子化、キャッシュレス決済、クラウド、AI、個人番号、紙面交付の有料化・・・。

ITに詳しくないから・・・と言っている人は何もできなくなってくるか、不利益を背負わされるようになるかのどちらかでしょう。

あなたは会社でいいポジションに就いていらっしゃるかもしれません。

社内のことは誰よりもよく知っており、誰よりも権力があったとしても、パソコンが使えない、スマホができない、ITの用語が分からない、といった状況では、社外との交流はおろか、社内の一般社員との会話もままならなくなってくる可能性が高いです。

使えない社員となっていき、一線を退くおつもりかもしれませんが、退職してもITに疎いといろいろ厳しいですよ。

会社の企業年金の請求、確定申告、介護施設や葬儀社の準備など、今後は「対面よりネット取引を優遇」が増えていくと思います。

そんな未来が分かっているなら、楽観視せずに、今からでもITとはなんぞや、から学んだらいかがでしょうか。

私も毎日勉強していますが、ブログの効果的な設定などもよく分からず、ただ記事を書いています。

でも、止めたらただただ置いていかれるので、何とか食らいついています。

パソコン、スマホ、タブレット、Facebook、インスタ、Twitter、ブログ、プログラミングなど。

何でもいいですから、どれか一つでも意識的に学んでいくことが重要だと思います。

そうでもしないと、今後の人生、どんどん苦労するようになるかもしれませんよ。