少年マンガの精神で世間に打ち勝て

こんばんは、じゅんぞうです。

インフルエンザの猛威、身をもって体感中です。

ほぼ解熱したものの、身体に受けたダメージは強く、起きているだけで疲れます。

今日は起きたら11時。気づかずにここまで眠ったのはいつぶりだろう・・・。

ということでインフルエンザで思うように身体が動かなかったため、いつもと違うことを少ししていました。

とても心鮮であり、新しい気づきを得た一日でもあるのでシェアします。

もはや頭があまり動く状況ではなかっため、今日はあまり集中しなくていいことをしながら、パソコンの画面半分で懐かしのアニメ「シャーマンキング」を観ていました。

知っていますか、「シャーマンキング」を・・・。

私は80年代の生まれなので、「アニメ世代」「ファミコン世代」なんですよね。

小学生、中学生の愛読書はもちろん「少年ジャンプ」。

ドラゴンボールに始まり、幽遊白書、るろうに剣心、スラムダンクなど、王道アニメをこよなく愛していました。

シャーマンキングはそんな少年ジャンプに連載されていたマンガの一つ。

ワンピースやHUNTER×HUNTERとほぼ同時期です。

あらすじは検索していただければ分かるので置いておきましょう。

そのシャーマンキングの一幕で・・・

ゆるーく生きてきた主人公が、親友を人質に取られ、自分の力が足りずに助けきれなかったという場面があります。

その主人公はそのことで心を入れ替え、死ぬかもしれない試練に挑みます。

そして、見事その試練に打ち勝ち、あらたな力を手に入れるのです。

まぁ、よくありがちな話ではあるのですが・・・

今の私には、十分すぎるほど勉強になりました。

少年の頃から、私は強いものには憧れていました。

おそらくたいていの男の子はそういう時期があるでしょうし、もしかしたら女の子もそうなのかもしれません。

誰もがヒーローになりたいし、自分より上の敵に打ち勝つ姿を見るのはスカッとするのです。

だとしたら、ですよ。

なぜ、現実の世界で、今、自分のことで、それを実践しないのか。

なぜ、ゆるーく生き、何とかなるさと自分をごまかし、自分より強い敵に挑むことをしないのか。

単純に、「努力するのが嫌だから」なのでしょう。

今自分の思っている目標は、努力すれば達成できるかもしれないのに、努力することが面倒で苦痛なのです。

テストでいい点が取りたい。

資格試験に受かりたい。

昇進したい。

フルマラソンを完走したい。

来年のコンクールで入賞したい。

もしかしたら、死ぬ気で努力したら、達成できるのではないでしょうか?

でも、今を楽しみたいという欲望に負ける人が大半なのです。

将来の大きな喜びを得るには痛みを伴うから、今手軽に得られる小さな喜びを求めてしまう。

友達と飲みに行きたい。

スマホゲームのイベントを消化したい。

異性と仲良くなりたい。

食べ放題でたらふく食べたい。

ギャンブルがしたい。

みな、あなたが努力すれば得られる大きな喜びをつぶすだけのものです。

「シャーマンキング」の主人公の夢は、

「のんびり楽に暮らす」

主人公のいいなづけの夢は、

「主人公に、私を楽させてほしい」

一見するとろくでもない夢かもしれませんが、実に人間の本質をついた夢です。

私の持っている目標も、究極的にはそんな夢になるのだと思います。

主人公達は、この夢を実現するために、死をも厭わない戦いに身を投じていきます。

果たして、私たちにはこの覚悟はあるでしょうか。

将来、豊かな生活をするために、人一倍の努力をする覚悟を。

明日から社会はほぼ日常に戻ります。

世間がまだ寝ぼけているときに、覚悟を決めて出し抜いてやりましょう。