こんにちは、じゅんぞうです。
今日もブログを見てくださってありがとうございます。
昨日は千葉で遅くまで仕事だったため、そのまま泊まり、
今日は千葉で朝を迎えました。
たまには変化を持たせたほうが
日常の仕事にも気づきが増えそうでいいですね。
さて、そういうわけで昨日ははホテルに泊まったので、
このブログはホテルで書いているわけですが、
少し自分なりの考えが生まれてきましたので述べさせていただきたいと思います。
「もし、あなたが一泊10万円のホテルに泊まっていたとします。
ちょっとおなかがすいてきたのでフロントに電話したら、
ルームサービスの軽食が無料だというので頼んでみました。
すると、
冷凍のスパゲッティが届けられました。
部屋でチンして食べてください、とのことです。」
さて、どう思いますか?
多くの方はこう思うのではないでしょうか。
「一泊10万円の高級ホテルで、冷凍のスパゲッティはちょっと…。」
「サービス悪すぎでしょ」
と。
では、あなたはこう思ったでしょうか。
「ルームサービスの軽食が無料?
冷凍のスパゲッティがただで食べられて嬉しい!ありがとう!」
と。
どちらが正解、というわけではないのですが、
私の意見としては、常に後者であるべきではないかと思うのです。
「10万円も払ったのだから」という想いが先行してしまい、
傲慢になる人が非常に多い気がします。
10万円を払ったからといって、ホテルサービスを思いどおりに使い倒したり、
ホテルの従業員を奴隷にしたりできるわけではないのです。
高級ホテルで、「高いのにこのサービスはないよ」と話している
お客さんを何度か見たことがあります。
インターネットの口コミでは、そんなの日常茶飯事。
何様のつもりなのでしょうか。
「お客様」ですか。「神様」ですか。そうですか。
もちろん、払ったお金に見合うサービスを提供することは
プロとして当然のことであり、
10万円という、決して安くない金額をいただいたことに対して
誠心誠意のもてなしをすべきではあります。
しかし、だからといって、
お客がサービス提供者より偉くなったわけでも何でもありません。
自分のために相手が何かしてくれたのなら、
批判から入るのは私としてはおかしいと思います。
まずあるべきなのは「感謝」の気持ち。
サービスをしてくれたということだけでも嬉しくないでしょうか。
見ず知らずの人が、自分に優しくしてくれている。
自分のことを少しでも気にかけてくれている。
支払った対価の大きさではなく、
まずはこの事実に目を向けるべきではないかと思います。
お金に自分を乗っ取られ、
「今日の自分は10万円様だぞ!ひれ伏せ!」
と言わんばかりの行動は、
私からすると心が貧しいと言わざるを得ません。
お金に呑まれないようにしましょう。
「お金を払っているから当然」という考えは棄てましょう。
あなたが「してもらっている」という事実は、
金額がどう変わろうと変わらないのですから。