睡眠不足によるパフォーマンス低下を考えよう

こんにちは、じゅんぞうです。

あなたは睡眠をちゃんと取っていますか?

今までに何度か睡眠のことをお話ししてきましたが、とても重要なことですので改めてお話しさせてください。

会社員は時間がないので、ある程度睡眠時間を削らざるを得ないこともあるでしょう。

残業で帰りが遅くなってしまったけど日課をこなしたい、なんていうのが最たるもの。

少しくらいなら睡眠時間を削って、明日眠いけれど耐えればいいや、そういう考えになることもあると思います。

そうやってどうしてもやりたいことがあるのなら仕方ありませんが、寝ないことによるパフォーマンスの低下についても理解しておいてください。

私も生活の中で睡眠を削ってしまうときがありますが、翌日はとても動きが鈍くなります。

それが最もよく分かるのが、ジムでトレーニングをするときです。

睡眠不足の状態でジムに行き、筋トレをしても、ぜんぜんいつもの重さが持ち上げられないのです。

ふだん50kgの重さで筋トレをしていたとすると、睡眠不足の状態で持ち上げられるのが35kgくらい。

ぜんぜん筋肉には負荷がかかっていないですし、負荷をかけようといつもの重さを使うと確実に怪我をします。

ですので、睡眠不足翌日のジムトレーニングは、私の中ではほぼ無意味になります。

こうやって、身体を限界まで使おうとすることをすると、睡眠不足でのパフォーマンス低下は顕著になります。

ふだんは限界まで能力を引き出して生活はしていないため、パフォーマンス低下にはあまり気づかないかもしれません。

しかしあなたが睡眠不足のときも、確実にパフォーマンスは低下しているはずです。

通勤電車で座れたらまるまる寝てしまい、いつも読んでいる本が読めなかった。

昼食後、ひどく眠くなり、2時間くらいぼーっとしていた。

考えがまとまらず、企画書の進捗が遅れた。

アルコールがいつもより回るのが早かった。

寝る前にソファでうとうとしてしまい、結局寝るのが遅くなった。

思い当たる節はありませんか?

おそらくあなたが3時間睡眠を削って仕事や勉強をしたとしても、それ以上の損失があるのではないでしょうか。

削った3時間でできた作業は、日中できる作業の1時間半ぶんくらい。

日中のパフォーマンスは、8割程度に低下。

そして何より、ことあるごとに浮かぶ「眠い」「だるい」「つらい」の感情。

夜にやることが終わっていないと「睡眠を削ろう」という考えはついつい浮かんでしまいますが、冷静になって本当に睡眠を削るべきなのか考えてみてください。