至急対応してほしい、といわれたらどうする?

こんにちは、じゅんぞうです。

「すみません、至急この文章を作成してくれませんか」

私は「至急」の案件をいただくことがよくあります。

あなただったら、この「至急」、どうしますか?

仕事で、取引先か新規の顧客から、こういう趣旨のメールが届いたと仮定して考えてみてください。

さて、どうでしょう。

私は、この「至急」、「一度だけ」受けます。

この「一度だけ」を徹底します。

まず、「初めて」「至急」の案件を振ってきた人は困っているということは確か。

ミスをしたのか、忘れていたのか、上からそういう要求をされたのかは分かりませんが、どうにかして解決しなければいけない問題のはずです。

それを、「あなたなら解決してくれるかもしれない」と思って連絡してきてくれた。

それならば、喜んで応えるべきです。

私は、そういうことは昼夜を問わず必死に働いて対応します。

相手は、とても喜んでくれます。

しかし、その相手が「二度目の」「至急」を使ってきたときは断ります。

なぜかと言いますと、「二度目」は「単なる甘えにすぎない」からです。

前回、至急対応してもらって相当迷惑をかけたと思っていれば、もう一度迷惑をかけることなんてできないはず。

あなた以外の誰かに至急対応してもらうでしょう。

それをあなたに振ってきたということは、「あなたなら対応してくれる」つまり、「あなたなら解決できるから至急の話を振ってもいいや」と思っている確率が高いのです。

簡単に言えば、「あなたがいることで気が抜けている」または「あなたをなめている」のどちらか、または両方です。

そんな仕事、受けますか?

私は受けません。

また受けてしまったら、必ずと言っていいほど三度目もあります。

昼夜を問わずが常態化するなんて考えたくもありません。

さっさと断ります。

あなたも、こと商売においては「何とかしてあげたい」の気持ちだけで動いていると痛い目を見ることがありますよ。

もし対応してあげたいと思うときは、その人の人となりをしっかり観察し、信用できる人だと確信を持ってから対応してください。

それか、本気度の確認のため、二度目は一度目3倍以上の報酬を設定してください。

それで断ってきたなら「至急」も大したものではなかったはず。

「いい人」と思われたいつもりが、「ただのパシリ」にならないように。