こんにちは、じゅんぞうです。
文学作品、あなたは読むことはありますか?
中学の教科書に載っているような、有名なものです。
今の文学賞を受賞するようなものではなくて、古典近代文学のたぐいですよ。
もしあまり読む機会がなかったのであれば、是非読んでみてください。
考え方が少し変わるはずです。
何十年、何百年前の作品が、なぜ今でも書店で売っていたりすると思いますか?
それは簡単。
今の時代でも心に響く作品だから。
考えてもみてください。
今とは全く違う世界に生きてきた人が書いた文章が、なぜ心に響くのでしょうか。
私が思うに、どれだけ世の中が便利になり、戦争のない世界になったとしても、人の本質は変わらないのです。
人を妬んだり、憎んだり、愛や恋に溺れたりする。
それは何百年前も同じ。
どちらかといえば、そういった人の本質の部分は、昔のほうが色濃く表現されていたように感じます。
今は欲しいものはほとんど何でも手に入り、便利で、娯楽もあり、暇つぶしも、選択肢もたくさんある。
昔はというと、家で身分が決まり、統治者の下で過ごし、何かあれば命を捨てるような命令も下される。
生きるために必死で働くだけで、逃げ道はなかったのです。
そんな状況ですから、本当に切羽詰まった、心の奥底のどろどろした部分も描かれていたりします。
読むのにはかなり集中力を使うかもしれません。
でも、読まないというのはもったいないです。
勉強の合間にでも、騙されたと思って読んでみてくださいね。