誕生日のお祝いに困ったら?30代以上のみなさまへ

こんにちは、じゅんぞうです。

今日は古くからの友人の誕生日。

何かプレゼントをしようかな…と考えてはいたのですが、考えに考えた結果、送ったのはこれ。

LINEでのお祝いメール。

シンプルに、誕生日のお祝いはこれがいいのです。

理由はいくつかあります。

あなたも経験があるかとは思いますが、改めて今日はまとめておきますね。

1.お祝いを贈ると返さないといけないから

「何か喜ばれる物を贈ろう」

「実用的な物や食べ物なら迷惑にならないよね」

そう思う方がいらっしゃいますが、相手があまり余裕のない働き世代でしたらやめておいた方がよいです。

例えば誕生日に5000円のワインを贈ったとしましょう。

もらったほうは、「これ、結構高いものだよね…お返ししなきゃ」と考えます。

返すタイミングは、あなたの誕生日が近ければ誕生日でしょうし、そうでなければ3000円程度の品物になるでしょう。

ネットで注文するか、実店舗で注文するか、金券かは分かりませんが、少なくとも相手の貴重な時間を奪ってお返しの品を返さなくてはいけなくなります。

2.贈った物が欲しい物だとは限らないから

誰にでも喜ばれる物、というのはそうそう存在しません。

あるとすれば、「金」くらいです。

先ほどのワインの例で言えば、相手がワインを飲むかどうかも分からないですし、飲むとしても赤が好きか白が好きか、甘口が好きか辛口が好きかも分かりません。

どこの産地が好きかも、どの葡萄の品種が好きかも分からないでしょう。

食べ物は好みがあるから金券にしよう、と考えたとします。

百貨店商品券、クオカード、アマゾンギフト券、いろいろありますが、どれも「現金」より利便性に劣ります。

財布に入れておくのは邪魔ですし、ネットで利用できるギフト券だとしてもそのネットショップで買い物をしない人かもしれません。

3.受け取れないから

働き世代は、日中は家にいませんよね。

品物を受け取ることができるのは、朝9時から夜9時までの間がほとんど。

残業がある職場に勤めていればその時間はいませんし、例えば配偶者が家にいたとしても、その時間はお風呂に入っている、トイレに入っている、という理由で出られないかもしれません。

第一、「今日来るから家にいなきゃ」というストレスがかかります。

休みの日に受け取ればいい?いいえ、休みは寝ているか出かけるかしたいでしょう。

よほどの物ではないと、「受け取る必要があるというストレス>品物の価値」です。

4.もらうことによりお金が出ていくことになるから

1や2の延長線上にあることですね。

いらない物をもらうと、場所を取るばかりか、処分する手間があります。

私の場合、新品で高価だとしてもいらなければもらったそばからゴミ箱行きです。

もちろん、実用性があって、周りにそれを欲しいと思う人がいれば無償であげますが、その人に連絡を取って、その人のところに持っていく、という手間や時間がかかります。

それだけでも十分罰ゲーム的なことなのに、さらには「お返し」でこちらの金を使うことになります。

結果、手元には何も残らず、時間もお金も出ていくことになります。

マイナスしかありません。

という、4つの理由から考えると、

「おめでとう」という気持ちをLINEで伝える程度が丁度いいんです。

読む手間とか、LINEを返す手間が相手には発生しますので、もし「LINEを返す手間>祝ってくれることの感謝」であればそもそもLINEを送らなければよい。

ということで、誕生日のお祝いは、気の知れた親しい間柄で、かるくメッセージを送る程度にとどめておく、というのがスマートかなと思いますよ。

以上、じゅんぞうでした。