マンネリ化を防げ!対策の必要性とルーティーンの考え方

おはようございます、じゅんぞうです。

 

「マンネリ」。

同じ事の繰り返しで飽きてくることですが、こと勉強や仕事においては、マンネリ化することでよい面も悪い面も発生します。

まず、よい点。

たまに私も述べていますが、「日課」「ルーティーン」といった対象になっており、こなすための意思力、覚悟、気構え等が少なくて済むようになります。

人は新しいことばかりやっていると疲れてきて、ある一定ラインを超えるとオーバーヒートするようにできていますが、日課となっていれば「流れ」でこなすことができるようになり、疲労度が少なくなります。

こういった意味では、「マンネリ」は決して悪いことではありません。

その反面にある、悪い点。

刺激がなくなるので、面白くなくなり、学んだことが頭に残りにくくなります。

毎回同じジャンル、同じ内容のことばかり学んでいると、つい眠くなったり、億劫になったりしますね。

勉強や仕事で「毎日同じ事をする」と、比較的楽にこなせるようになる一方、得られるものが徐々に少なくなり、時間の無駄と感じるようになることが増えてきます。

例えば、「毎日通勤電車で資格の勉強をする」。

最初は面白いかもしれませんが、徐々に頭に入らなくなり、次第に勉強する気が失せてきます。

繰り返し学習することで知識は頭に定着する、というのが定石ですので、毎日同じ勉強をしたほうが知識を完璧にできるはずですが、同じ事を勉強することで新しい発見がどんどん減っていき、頭が「この情報もう入れたくないな」と拒否するようになってきます。

その結果、覚えなければいけないのに寝てしまう、結局目を通しただけで何も身になっていないということになってしまうのです。

では、こういったことを防ぐためにはどうしたらよいでしょうか。

もうお分かりのことと思いますが、「たまに違うことをする」のです。

学校の勉強でも、丸一日同じ教科ばかり勉強していたわけではないですよね。

受験勉強でも、一日中歴史の勉強をせずに、途中で数学を挟んだり、英語を挟んだりしたはずです。

ですから、会社員になってからの勉強や仕事も、飽きてきたら他のことをすることでマンネリ化を回避します。

とはいえいろいろなものに手を出してしまうと、本当に大切な仕事や勉強に費やす時間がなくなるので、ほどほどのところで元の路線に戻りましょう。

少し補足です。

勉強ではなくダイエットでも、同じような考え方「チートデイ」というものがあるのをご存じでしょうか。

うまくダイエットをするための秘訣に、「筋トレをしながらカロリー、糖質、脂質を制限する」というものがあります。

基本的にはたんぱく質の摂取量を変えることなく、炭水化物や脂質を減らすことでカロリーを制限、脂肪だけを落としていくのですが、その際、身体はエネルギーが十分に入ってこないため、「省エネモード」に切り替えられます。

「毎日カロリーが十分入ってこないから、節約しないと!」と、身体が勝手に思うわけですね。

「省エネモード」に入った身体は、パフォーマンスを落とし、消費カロリーを減らします。

その結果、痩せにくい身体になるわけです。

それを防止するのが「チートデイ」。

身体が省エネモードに入るタイミングで、制限していた炭水化物や脂質を多く摂取し、身体に「あ、省エネモードに入らなくて大丈夫なんだ」と認識させるのです。

一時的には太りますが、省エネモードに入らずに済むため、すぐにリカバリーでき、引き続きダイエットができるのです。

まさに、マンネリ化を防ぐためのチートデイ。

勉強や仕事以外でも、適度にマンネリ化を回避した方が、成功への近道となるのです。

日々、前を向いてひたむきに努力するのも大事ですが、たまには意図的に気を抜くのもありなのかもしれませんね。