よく考えてから行動することのデメリットとは?

こんにちは、じゅんぞうです。

「よく考えてから行動しましょう」

確かに、何も考えずに突っ込んでいくと、痛い目を見たり、犯罪に巻き込まれたりします。

取り返しのつかないことになるかもしれません。

かといって考えすぎるのもよくない場合があります。

あなたにも経験がおありかと思いますが、本を読んだり研修で学んだりすると、その場では「よし、今からこれをやろう!!!」と、やる気に満ちあふれた自分が生まれます。

しかし、だんだん熱が冷めて、結局何にもやらずに終わってしまう、なんてことが人生にはよくあるのです。

「よく考えてから行動する」も実はこれと同じ。

例えば自分のやりたい分野で10万円のセミナーのお誘いが来たら、「興味があるから行ってみたい」「高い」という葛藤がおそらくできるでしょう。

お誘いがあった時点では「何とかして10万捻出できないかな」というように傾いているかもしれませんが、徐々に「セミナーじゃなくても他で勉強できるかも」「10万あったら他のことができるな」「その時期ちょうど仕事で忙しかったっけ」「家族を説得できるわけがないな」などと、「セミナーに行かなくてもいい理由」を見つけるようになっていきます。

人は「現状維持」が大好きなので、自分の現状を変えるようなお誘いが来た際はだんだんと現状維持する意見のほうに修正されていくのです。

その結果、ふだんと変わらない生活は維持されますが、豊かな生活を送る機会、成長する機会は失われます。

つまり、「よく考えてから行動する」を選択したせいで、あなたは貴重な機会をみすみす捨てていることが往々にしてあるのです。

ですので、たまにはこういう選択をしてみたらどうでしょうか。

「やりたいと思ったらすぐにやってみる!!!」

私は実はこんな偉そうなことが言えないほどのチキン。

何をやるにも不安で不安で仕方がなく、新しく提案されたことも、石橋を叩いて叩いて渡らないどころか壊してしまうくらいの臆病者。

それが分かっているからこそ、敢えて「即断即決」をすることにしています。

これは私も最近になって分かったことですが、場数を踏んでくると、足を踏み入れていい話かいけない話か、直感的に分かってくるのです。

昔は考え得るリスクとリターンを並べて、その結果いいか悪いか判断するのが定石でしたが、今となっては悪いものに関してはそもそも興味を持ちません。

世の中でいわれる「うまい話」も、穴があればだいたい気づきますし、当初気づかなくても途中でおかしいと直感したらすぐに身を引きます。

まぁ敢えて経験を積むために、リスクがお金程度で済むことに関してはそのまま続けてみたりもしますが。

足を踏み入れてよさそうだな、と思った場合のみ、その提案に乗っかりながらリスクとリターンを綿密に洗い出します。

何かおかしいところはないか、というよりも、「どうして自分はこの話に乗ったのかな」という根拠を探すためのリスクとリターンの洗い出しです。

そんな感じで、今では話に乗っかりすぎていろいろやることになってしまい、時間が全く足りません(笑)。

足りませんといっても、やりたいことをやっているだけなのでいつでも止められますし、暇といえば暇です。

強制力がないので、会社員の残業続きとはまた違うところですね。

さぁ、あなたも「やりたいな」と思ったことがあったら、考えを巡らす前にやってみましょう。

あなたの一生を変えるきっかけが今目の前にあるかもしれないのですから。